2020年12月6日日曜日

12/5.6 礼拝堂と献花

 

上の写真は、防府チャペルのアドベント第一主日のものです。

こちらは柳井チャペルの、アドベント第二主日のものです。

なお、柳井チャペルのアドベント第一主日の礼拝後に、京都からTさんという方が

来られたということです。その時ちょうど私は会議で他用でしたが、

柳井チャペルのKさんと親しい歓談の時を過ごされたということです。

またお出で下さい。

 六日市のアドベントの様子はまた他日に行います。

今週、来週の予定は下記の通りです。
 
 
12/9  水曜日 19時 六日市C礼拝

12/11 金曜日 14時 聖書を学ぶ会
 
12/12 土曜日 15時 柳井C礼拝 

12/13 日曜日 10時45分 徳山C礼拝 
        15時半  防府C礼拝
 
いずれの礼拝、集会にもどなたでもお越し頂けます。
 今日の礼拝メッセージ要約は以下の通りです。

 マルコによる福音書 118 (新約聖書61ページ)

 説教                 「福音のランナー」

「防府マラソン」が、沿道応援の「自粛を要請」して、12/20()に行われる予定です。走破キロ数は42.195キロ。古代からのマラソンの距離となります。起源は紀元前5世紀、「勝利の知らせ」を手にした使者がマラトンからアテネまで42キロほどを走破したと言われます。その「勝利の知らせ」を、古代では「福音」と呼びました。さて「喜ばしい勝利の知らせ」との意味の「福音」を、マルコ福音書は冒頭で用います。伝える「使者」は、誰なのか。

 

その名はヨハネ。父親はユダヤの祭司家系(ルカ15)。しかし息子であるヨハネの活動場所は、神殿(サドカイ派)でも農村(ファリサイ派)でもなく、「荒野」という人跡途絶えた場所でした。「ユダヤの全土とエルサレムの住民(5)」が、ヨハネを通して「罪を告白し、洗礼(5)」を得た。既存の神殿、農村を基盤に活動した諸派になかった何かが、ヨハネの活動にあったのです。律法の達成という「行い」に依らない「赦し」が得られることでした。

 

「行いに依らない赦し」とは、ルーテル教会も大切にしている「信仰義認の教え」にも重なります。それが洗礼者ヨハネによって伝えられますが、ヨハネは「やがて来られる方」を紹介します(7)。そのお方、主イエスは文字通り「福音のランナー」としてユダヤ中を走り回られるのです。「4つの福音書」における出発点はベツレヘム、目的地はエルサレムです。しかしそこを経て世界中を巡り経るのです。ついには、かつてあなたの元に着いたのです。

 

「私たちの派遣」でなく、あえて聖書に戻ります。洗礼者ヨハネの服装(6)は、奇をてらったものでなく、ユダヤの預言者の服装(列王下18 p576)でした。ヨハネは自身も預言者の一人としてわきまえつつ、「神の愛(悔い改め)」に根差す「無償の赦し」を伝えたのです。それが主によってユダヤの地やこの世に伝えられたのです。そのバトンを私たちは預かっている。原点は、主のバトンを託された人が駆け寄ったことです。そこから出発したい。