次週の礼拝から、四旬節に入ります。伝統的な「荒野の誘惑」が聖書箇所です。
徳山礼拝堂の説教題。会員の方が記されました。
入院加療中の会員を覚えました。
まさにそのとおり。
教会の予定は以下の通りです。
2/17 土曜日 15時 柳井チャペル礼拝
2/18 日曜日 10時 徳山チャペル聖書の学び
10時45分 徳山チャペル礼拝
15時 防府チャペル礼拝
2/20 火曜日 18時半 六日市チャペル礼拝
2/24 土曜日 15時 柳井チャペル礼拝
10時45分 徳山チャペル礼拝
15時 防府チャペル礼拝
2/27 火曜日 18時半 六日市チャペル礼拝
3/2 土曜日 15時 柳井チャペル礼拝
3/3 日曜日 10時 徳山チャペル聖書の学び
10時45分 徳山チャペル礼拝
15時 防府チャペル礼拝 家庭礼拝の予定です。
説教の要旨は以下の通りです。
■ マルコ 9: 2~ 9 (新78)
■ 説教 「尊い姿ではなく」
「暗い、暗いと不平を言うよりも、進んで灯りを付けましょう」カトリック教会のラジオ「心の灯」のテーマです。この日「主の変容」を覚える主日です。福音書は、編集者により独自に編集されたため、内容や組み立てには差がありますが、「主の変容」は直前からの流れも含め、共通です。主の自己理解が示された箇所を、今日は聞きたいと思います。
ペトロは主の働きと人気を、当初から体感していました。もともと「格下」地域の出身だったペトロには、自然と「救い主」を待望する信仰が育ったと思われます。この場合の「救い主」とは、良い政治を敷く政治家です。その主が直前で、権力者との対立および死と復活を語ります。「晴天の霹靂」から6日後に、主は改めて「同伴者メシア」を示します。
ペトロを含む3人は、登山します。そこにモーセとエリヤが現れます。「律法と預言者」という、旧約の膨大な範囲を象徴する人物です。恣意的な引用になりますが、「神の愛と同行(出エ3:7 苦しみを知る/列上17:12 困難に近づく)」を示します。ペトロは「偉大な姿に留まる」ことを願いますが、「これに聞け」という言葉と共に、主が残されます。
主は「偉大な姿」に留まらず、「苦しみや困難に同伴する二人」を示したのち、「山を下り」ます。この時のペトロには、主は受容されませんでした。しかし後年、挫折と復帰後のペトロはこの神秘的な経験が「暗い所で輝く灯(1ペト1:19)」としての契機と言います。置かれている状況の中で、託されている主からの輝きを用いていきたいと思います。