こちらは6/23の防府チャペル。
お花は、会員宅に咲いたユリの花。珍しい色合いです。
こちらは6/22の柳井チャペル。雨模様の土曜日でした。
今週以降の行事は、以下のとおりです。
いずれの集会、礼拝にもどなたでもお越しいただけます。
6/29 土曜日 15時 柳井チャペル礼拝
15時 防府チャペル礼拝
7/2 火曜日 18時半 六日市チャペル礼拝
7/6 土曜日 15時 柳井チャペル礼拝
7/7 日曜日 10時 徳山チャペル聖書の学び
10時45分 徳山チャペル礼拝
15時 防府チャペル礼拝
説教の要旨は以下の通りです。
■ マルコ4:35~41 (新68)
■ 説教 「嵐の中で休む」
「嵐の中の船」は、「湖上でイエスを幽霊と見間違う(6:45)」記事と共に、「夕方」の出来事でした。本日の「夕方」の時刻表記は、マルコの独自記事です。他の福音書は、船出時間の記載がない中で、唐突に嵐に遭うとの位置づけです。しかしマルコは、風災の可能性が高い「夕」に船出したという位置づけです。これが意味するところを聞きましょう。
「嵐の経験」の比ゆは多様ですが、結論は「主と共にその出来事を克服する」ことです。具体的には「出来事の結論を委ね、目前に集中する」こととなります。ただ、マルコのみが「夕方」と記す意図は何か。「危険、無謀」を承知で、船出したとの構図です。鍵は、漁師たちの存在です。対処を知る人々がいるからこそ、安心して「寝ていた」という主の姿です。
しかし「不安が伝染」します。船には、対処を知らない弟子たちもいました。熟練者や、安心の主を見ても、目前に揺れる舟板と荒れる天候は、不安しか生み出しません。福音書は主の「風と湖に」対する沈黙命令を記します。慌てる弟子たちには平穏を、船を漕ぐ熟練の弟子たちには、慌てる弟子たちを見る促しと言えます。関わる心を相互に促すのです。
他福音書が「神への信頼」を前提とした「目前集中」なら、日課は「相互に関心を持ち」「目前集中」です。「夕方の船出」は、「危険、無謀(リスク)」を抱えることを示唆します。不安です。避けることを願いますが、付帯するものです。その経験が弟子たちにもあったのでしょう。その折、ざわめく心に主の「黙れ、沈まれ」を覚え、克服したことを覚えましょう。