2019年5月8日水曜日

5/5 礼拝と献花

 5/5の徳山C礼拝堂です。
復活を表す典礼の色は白となっています。
 5/5の防府C礼拝堂です。こちらも白。
4月末から5月にかけて、徳山C台所裏手にはサクランボが実ります。
小鳥たちよりも早く、教会の子どもたちが群がっていました。
しかし高い所のサクランボは鳥たちに残す様子です。

今週、来週のシオン教会礼拝は以下、記載のとおりとなります。

礼拝時間の変更があります。どうぞご注意ください。
急な変更を心よりお詫びいたします。

5/11 土曜日 15時 柳井C礼拝

5/12 日曜日 10時45分 徳山C礼拝
       15時半 防府C礼拝 

5/16 水曜日  19時 六日市礼拝 

5/18 土曜日 15時 柳井C礼拝

5/19 日曜日  10時45分 徳山C礼拝
        15時半       防府C礼拝   

いずれの礼拝、集会にもどなたでもお越し頂けます。

今日の礼拝メッセージ要約は以下の通りです。


ルカ2436-43
 このルカ福音書が復活物語の中で強調点としていることは、「関わりを続ける主の姿」です。背後には「背信、不信を重ねる弟子たちの姿」もあるのですが、念押し、確認をするかのように主は弟子たちに語り掛けられるのです。と言っても、「不信、背信」の弟子たちを責められない。「自分自身が弟子の状況になったら」私自身も同様の姿をとってしまう。主はそんな私にも関わる。つまり聖書の話は、主と「あなた」との話でもあるのです。

 今日の聖書の弟子の姿、気になることは多くありますが「主を亡霊」と勘違いします。これが主との再会の初回なら、気にはなりません。しかしこの直前に主は「クレオパともう一人」そして「ペトロ」に再会したとありました。この場には上記3名は居たのに、その口を通して復活の主の姿と語られたみ言葉、「私たちの心が燃えていた」経験を他の弟子たちは聞いたはずなのに、主を亡霊と見做すのです。つまり、主は死んでしまった、亡霊が自分たちの「背信、不信」を咎めに来たと考えた。後ろ暗い心故に「主を亡霊」と見た。

 人間とは、非常な事態には当然弱いものです。主はそんな弟子たちに何度でも関わりを深めて下さいます。そして今日の聖書でもう一つ。「弟子たちは自分たちの不信や背信の姿を、後代の弟子に伝えた」ということが大切です。「主を亡霊と思った」とは、そこに居た弟子たちにしか分からない感情です。以前の不信や背信の姿も同様です。でもその出来事、往時の心情を「弟子の弟子」に伝えたことで、この話は今日に伝わるのです。主がそんな自分たちを受け入れ、関わり続けて下さった感謝が、今に伝わるのです。

 「都に留まっていなさい」の言葉が今日の聖書の延長線上にあります。弟子にとって都は困難を予見される場所です。彼らはしかし都に留まり、やがて聖霊を受けてそれぞれの地に出かけるのです。主は、私たちをかつて個々の教会(一粒の麦)に結び付けられました。そして教会で仲間を加えて下さいました。例え週日はそれぞれの場所で暮らすこがあっても、主の守りは私たちと共にあります。そしてまた教会に集う群れでありたい。