「野の花を見よ」とのみ言葉が思い出されますが、
本日の礼拝献花は教会庭の草花が捧げられました。
本日も礼拝が行われ、礼拝後には具だくさんの味噌汁と
おにぎりの愛餐が行われました。
教会はどなたのおいでもお待ちしています。
来週も、10/26(日)10:45~礼拝が行われます。
どうぞお集まり下さい。
本日の礼拝メッセージの要旨です。新約聖書42頁からです。
【説教要旨】 マタイによる福音書21章33-44節
私たちは、時に道草や遠回りをしているなと、人生を思います。今日の聖書は「葡萄園のたとえ」です。ここからは元来、主の厳しさが語られました。主は当時のユダヤ人宗教指導者に厳しく迫ります。「かつて神は旧約の時代から預言者たちを送った。だが指導者たちは預言者に傾聴せず辱しめる。遂に神は独り子を送るが、指導者たちは彼を殺害した」というものです。
この話を聞いた聴き手たちは、最後には憤慨します。主が自分たちのことを語っているとは夢にも知りません。それだけ聴き手たちは、無礼な振舞を主にしているのです。聖書の話の労働者たちの無茶には、理解に苦められます。一体何を考えているのか、僕たちや一人息子を苛めれば、葡萄園が自分のものになるとでも思っているのでしょうか。余り賢くないですね。
それでも、愚かさでは葡萄園の主人の方が実は上手なのです。と言っても、その愚かさは違いますね。農夫たちは唯の愚か、主人は愚直。主人は完璧な葡萄園を創造し、管理を農夫に委ね、信じます。どこまでも農夫たちを信じ、共に喜ぼうとし、その働きを労おうとするのです。全ての人への神の愛が語られているのです。主は、聴き手の頑なさを砕こうとされるのです