朝は日差しの中で礼拝が始まりましたが、今は曇っている徳山です。
そろそろ「三寒四温」という言葉が使える時期でしょうか。
本日も礼拝が守られました。
礼拝後にはお汁とおにぎりの愛さんが振る舞われました。
来週から教会の暦は四旬節となります。
来週の礼拝も、どなたもご自由にお越しいただけます。
2/22(日)10:45~です。
本日のメッセージは以下の通りです。
【説教要旨】 マルコによる福音書9章2-9節
日本には「神輿(みこし)」というものがあります。神的存在の乗物です。ユダヤにも同様のものがありまして「仮小屋」と呼んでいました。「仮庵」とも言います。移動式の「神輿」のようなものです。その「仮小屋」が聖書に登場します。日課は「主の変容」の箇所です。教会暦はこれまで、主の誕生、生涯の初期を聴いてきました。聖書は、その主が何者かを説きます。
顕現節、主の宣教と癒しを聴いてきました。その主が神であることを語る聖書。顔の光輝と衣服の輝きは、神さまであることの伝統的な表現です。語りあうモーセとエリヤは、遺体場所が不明な旧約の偉人です。対話中の主たちにペトロは「仮小屋」を3つ建設しましょうと提案します。神さまに、共に在り続けることを願う心です。神輿の担ぎ役として名乗るようなものです。
しかしペトロたちはやがて逃亡します。神輿をうっちゃって逃げるようなものです。エルサレム近郊の丘に立つのは、三つの仮小屋でなく三本の十字架でした。モーセとエリヤでなく、二人の強盗が、主と共に十字架に付けられるのです。共に、と願ったペトロは行方不明です。けれど主はこのペトロをも覚えるのです。復活の主は「弟子たちとペトロに」と名指しで伝言するのです。