5/22(土)聖霊降臨祭の柳井チャペルの様子となります。
今週、来週の予定は以下の通りです。
どちらの集会・礼拝もお気軽にお尋ねください。
5/30 日曜日 10時 徳山C聖書の学び
いずれの礼拝、集会にもどなたでもお越し頂けます。
今日の礼拝メッセージ要約は以下の通りです。
■ 使徒言行録2章1~13節 (新共同訳聖書、新約214ページ)
■ 説教 「心の糧をいただく場所」
「聖霊の降臨」は、「五旬祭」の出来事でした。この祭りは「天下のあらゆる国からのユダヤ人(5)」が集い、律法授与の記念祈祷と麦の収穫感謝をすることが目的でした。使徒言行録はルカ福音書の続編です。明らかな違いは、弟子たちが「エルサレムに留まる」姿でした。祝福を受けた直後の弟子たちは神殿に赴き活動しますが、この日も含む以降は、仲間内での活動でした。「聖霊の降臨」は、仲間内での出来事を超えさせるものでした。
ルカ福音書では「祝福を受け、神殿で神賛美する弟子たち」がいました。日課では「聖霊を受け、伝道に勤しむ」弟子たちがいます。共に、神さまからの力を頂いて生きる人間の姿が明示されます。魂を削られるような出来事に直面する私たちに相応しい箇所です。そもそも「律法の授与」時も同様でした。意気消沈するモーセに、神は「律法と大きな音(出20:18)」を示します。するとモーセは、神の介入を実感し、再度人々に関わり始めます。
この日の聖書は、弟子たちの変貌と、それを見た人々の驚き(12)に留まります。語った内容は不明です。ただ「神の偉大な業(11)」が鍵となります。弟子たちは恐らく、この五旬祭の意義を多国語で語ったと察します。迷いの中にあった先祖に、神が律法を授与されたこと。或いは、麦作の日々の苦労に神が労って下さること。転じて、迷いつつ、日々の苦労を重ねて生きるものに、神が労いを賜うこと。聞いた人々も、喜びに至ったと思います。
労さなければ植えた麦が枯れるように、私たちの日々は多くの義務と作業で満ちています。律法達成の義務が当時の人々に課せられていたように、私たちの日々も同様かと思います。その中で聖書は、主イエスは、人間の行いに依らない神の愛、恵みを私たちに注ぐと言われます。その一つは聖霊。かつて神は聖霊を弟子たちに下し、伝道者へと変えられました。私たちは週ごとに、特に今日頂いた聖霊に支えられ、日々を過ごしていきたい。