1/21 防府の礼拝堂です。外には梅のつぼみ、水仙の若芽が出ていました。
1/23 徳山の礼拝堂です。この冬一番の寒気とのことです。
教会の予定は以下の通りです。
1/27 土曜日 15時 柳井チャペル礼拝
1/28 日曜日 10時 徳山チャペル聖書の学び
10時45分 徳山チャペル礼拝
15時 防府チャペル礼拝
1/30 火曜日 六日市チャペル礼拝 週報を用いた家庭礼拝です。
2/3 土曜日 15時 柳井チャペル礼拝
10時45分 徳山チャペル礼拝
15時 防府チャペル礼拝
2/6 火曜日 六日市チャペル礼拝
2/10 土曜日 15時 柳井チャペル礼拝
2/11 日曜日 10時 徳山チャペル聖書の学び
10時45分 徳山チャペル礼拝
15時 防府チャペル礼拝
説教の要旨は以下の通りです。
■マルコ1:14~20(新61)
■ 説教 「近づく神と共に」
今年、私たちはマルコ福音書を読みます。4福音書の中で最初に記されたこの書物は、「主イエスを語る」ことを心掛けています。曰く、主イエスは「神の子(1)」で、「ガリラヤに行(14)」き、「神の国が近づいた(14)」と語るというのです。やがて主は「気が変になる(4:21)」と表現されることになりますが、これらの行動は、「常識」を超えていたのです。
冒頭で、捕らえられた(14)洗礼者ヨハネは、「罪の赦し」を授ける人でした。当時は「罪」の告知が社会からの追放を意味し、復帰には金品が要り、そこには権益が発生していました。ヨハネは無償で行いましたが、種々の理由で逮捕されます。それを見た主は、ヨハネの活動した南部から異動します。「ガリラヤ(14)」を拠点とする必要を思ったのです。
遡る700年、ヨシヤ王の一世代前、この地はアッシリアに蹂躙されました。主の時代は「北部ガリラヤ」「中部サマリア」は被差別の土地となっていました。たとえ話の「良きサマリア人」のたとえが示す通り、南部と北・中部とは没交渉だったのです。そこに主は行き、「神の近づき」を告げるのです。地域には久しく語られなかった「福音」が届いた瞬間です。
その声は、ガリラヤ湖周辺の漁師たちに向かいます。地域性自体は南部から蔑視されていましたが、漁の働きは必要なものでした。人々の身体を満たす働きをしていた彼らに、主は弟子となるよう促します。彼らにとっては、自分たちが神のために働き得るという、望外の喜びがあったでしょう。この主の歩みの先に、私たちがおります。覚えて過ごしたい。