2017年6月4日日曜日

6/4 礼拝と献花

6/3 益田市小浜礼拝前の海です。今日は波が荒いですね。


6/4 聖霊降臨祭の徳山C礼拝でした。
 花は野の花、すばらしい。

 昨日、本日ともに、益田小浜、益田元町、六日市、徳山で礼拝が行われました。
 徳山には大勢の方が集い、聖餐礼拝に共に預かりました。
 礼拝後には大根めし、味噌汁という愛さんでした。


 今週、来週の教会行事は以下の通りとなります。

 
6/6(火) 15:00 徳山 聖書を学ぶ会。



6/10(土)13:00 益田 小浜礼拝
      14:00 益田 元町礼拝
      19:30 六日市礼拝

6/11(日)10:45 徳山 礼拝
 礼拝後、洗礼準備会

いずれの礼拝、集会にもどなたでもお集まりいただけます。

本日の礼拝メッセージは以下の通りです。



【使徒言行録21-13節】
 「過越祭」というユダヤの祭りの日に、主は十字架に架けられました。元来過越祭は、ユダヤの民が「死が自分たち(の子)を過ぎ越した」と覚える時です。だが主は、ユダヤの民限定だった「死の過越し」を、全ての人に十字架と復活で適応されました。また、本日の聖書は「五旬祭」というユダヤの祭りの時。これも元来は「十戒が与えられた」と覚える時です。けれど主はユダヤの民限定だったみ言葉を、聖霊と弟子たちを通して全ての人に届けました。主のご姿勢とはここに付きます。「枠を越えて」私たちに近づかれるのです。

 そもそも十字架刑以前の主は、異邦人への関わりを示された、ということは私たちも知る通りです。けれどもその姿勢が、ユダヤ民族を至高の選民とする時の宗教者には我慢ならなかった。主の刑死はそのような宗教者によってもたらされたとも言えます。主はしかし、神さまからの愛を伝え続け、弟子たちにもその使命を託すのです。聖霊は弟子たちに、風と炎の如きものと映ります。まず弟子たちが「風」つまり神の息で立ち直ります。

 炎は、不純物の除去と新生の象徴でもあります。弟子たちの中に巣くう「不安や恐れ」が焼かれ、新たな使命へと向かわせます。それが主の「他国人伝道」の思いを受け継ぐことになったのです。聖霊とは、一言で言えば弟子たちを主や神さまの方向に指向させるものです。その意味で考えれば、私たちもこれまで聖霊の多くの働きを受けて来ました。教会への契機となった人や出来事、それらは実は、その人や出来事を通して、聖霊が私たちに生き生きと働いていた、紛れもない確かな証拠なのです。聖霊も生きて働かれます。

 この聖霊降臨祭の日、神さまと皆さんお一人一人の出会い、契機の出来事を思い出して下さい。多くは人を通して信仰に入ったでしょうが、「わたしとあの人」「自分とあの出来事」という、対人関係の出会いの出来事、物語というだけでありません。神さまが皆さんのために、時を選んでそれらを示された。そのことだけを見ても、神さまが皆さんを愛している、ということが分かって来ると思います。次は、聖霊を受けた私たちの番です。