3/4 徳山Cでは礼拝後、花壇を整えました。
道の駅「にしき」で買われた花が、教会庭で春を告げます。
こちらは「レンテンローズ」。レンテンとは「四旬節」を表し、教会の今の時期を表す
言葉でもあります。何と花は紫と白。受難を意味する紫と、復活を意味する白。
教会員が自身の誕生を覚えて、庭の花を捧げて下さいました。
こちらが、より紫が映えています。
これは3/3の益田小浜の海。多少荒れていました。満潮のようでした。
庭の花を接写しました。
四旬節第3主日の今日、教会の礼拝ではこういうことがありました。
1 初ばいさんを迎える教会の幼子のために、K姉が証しをしてくれました。
讃美歌453「ささやかなる」から、神さまの愛が一人ひとりの心にしずくとして
注がれていることが証しされました。
2 白内障の手術をなされた姉妹が、自分の目ではっきりと聖書、讃美歌が見える
幸いの感謝の祈りをなさいました。
3 過日、召天された徳山教会のI姉の49日法要が済まれたことが覚えられました。
今週、来週ともに礼拝、集会は以下の日程で行われます。
3/6 火曜日 聖書の学び 15時より
3/10 13時 益田市小浜礼拝
14時 益田教会礼拝
19時 六日市礼拝
3/11 10時45分 徳山礼拝
いずれの礼拝、集会にもどなたでもお越し頂けます。
本日の礼拝説教要約は以下のとおりです。
【ヨハネ福音書2:13-22】
主は、人の心にある深い思いを引き出される方です。「この神殿は建てるのに46年もかかった」とは、今日の聖書で宗教者が語った言葉です。実は、この一言に当時の宗教者の重荷が秘められていたのですし、主はその宗教者の深奥にある思いを引き出されたのです。
「46年かかった」とは、文字面を見れば年月のことだけです。しかし建築には、年月と資金が要ります。神殿造営の命令はヘロデ大王が出したものですが、その負担をヘロデ大王は直接的には当時の宗教者に、間接的に領民に課したのです。ごく特別な祭りを、建設期間中にはいつでも開催出来るようにし、その上がりを建造資金に要求したのです。加えて、神殿に両替商人を置きました。当時の公用貨であるローマの貨幣は神さまが喜ばれないが、昔のユダヤの貨幣を神さまは喜ばれるのだ、という勝手な理屈をこねたのです。動物商人も両替商人も、ヘロデ大王の命令下、宗教者たちの負担軽減のために働いていたのです。領民たちはひたすら絞られ、宗教者たちも良心とは違う処での金もうけを求められていたのです。
「46年かかった」それは「46年も大王に重荷を負わされてきた」宗教者たちの良心の声でもありましょうし「46年も領民に重荷を負わせ続けて来た」とのざんげの声でもありましょう。宗教者も板挟みなのです。そして、内心はともかく宗教者は領民たちに負担をかけた。領民たちも現実と負担との板挟みなのです。主は、全知全能の方ですから、宗教者と領民の心を分かります。主も板挟みだったのです。そこで主が取った行動は、取り急ぎ神殿の本来の機能回復としての宮清め。主の心は宗教者たちも弟子たちも分かりません。とりわけ収入源を絶たれた宗教者たちは怒りをくすぶらせ、主を十字架に付ける算段を始めます。
しかし主は「三日で立て直す」と明言されます。主の十字架は、一面ではこの宗教者たちのたくらみに陥ったものです。でも神さまも主も、そのたくらみ水泡にします。復活をその後に予定していたのです。主は、私たちの抱える状況をご存じですし、そこから立ち上がる助けをも為して下さいます。立ち上がった私たちはどこへ行くのか。隣人のもとへ。