これは12/20(月)の早朝、6時前後の月夜です。
場所は徳山チャペル牧師室の外。
待降節第4主日仕様です。しかし牧師のストールは白・・・。
赤…? 牧師のストールは白・・・。
冬の空ですね。
今週、来週の予定は以下の通りです。
12/22 水曜日 19時 六日市チャペル礼拝 (六日市の年内、最終礼拝です)。
12/25 土曜日 15時 柳井チャペル礼拝
18時半 徳山チャペル クリスマスの夕礼拝
15時30分 防府チャペル礼拝
12/29 水曜日 六日市チャペル礼拝 家庭礼拝です。
1/1 土曜日 15時 柳井チャペル礼拝
15時30分 防府チャペル礼拝
今週の礼拝説教要旨は、以下の通りとなります。
■ ルカ福音書 1:39~55 (新100)
■ 説教 「クリスマス、おめでとう」
「お言葉通り、この身になりますように」が、受胎告知に対するマリアの答えでした。救い主の母としての出来事を受け入れる決意です。ただ、不遜ですが、「雰囲気に押された」とも言えます。時代の制約の中でしたが、当時「未婚の母」は、「姦淫」であり、「共同体への罪」として「石打ち刑(ヨハネ7章)」に至ることでした。しかし神さまは、「出来事」「事柄」のみを示すお方ではありません。「逃れの道(1コリント10)」を備えられる方なのです。
その「逃れの道」は、天使の「み言葉」にありました。「親類のエリサベトも妊娠している」が、マリアの「逃れの道」でした。神さまは「事柄を共に担う仲間」「周囲の目からの保護」を届けたのです。まず今日の冒頭ですが、マリアにはエリサベトに相談する思いが備えられました。と言っても、並大抵の旅ではありません。マリアの在所、ナザレからエリサベトの町までは直線距離で約100キロ。エリサベトに会うため、マリアはこの道を歩むのです。
重荷を打ち明け、ありのままを受容されることは、大切な喜びです。マリアにはエリサベトがそれでした。加えて神さまはエリサベトに聖霊を充満させ、現状を打破する言葉をいうのです。「あなたは、祝福されている」と。これこそ、マリアには心機一転の言葉でした。従来ならマリアは、神の名で「あなたは、罪人である」と裁かれる身でした。神さまは「裁き、罰を下す」方でした。この瞬間から、マリアにとって神さまは、希望の喜びになったのです。
神さまは「裁きや罰」ではなく、祝福を告げる方です。主も成長した後、胎内にいる折に受けたこの「祝福」を告げるものとなられたのです。多くを抱えている人が、主のもとに近づいてきました。主も、飾らず、ありのままでで多くの人を受け入れられました。その端緒が、マリアの行程にありました。長旅を成すことを通して、それが結果的にマリアを守ることになったのです。出来事に直面する時、「逃れの道」を、み言葉に聞く群れでありたい。